関東初のリフト式いちご園 品質向上の秘訣

茨城県 グランベリー大地様
茨城県常総市で50年以上も安心安全な野菜作りを続けてきた、有限会社大地様。「味」にこだわって、イチゴやトマト、ミニトマト、サツマイモをメインに生産されています。2022年の冬には、圏央道常総ICを中心とした「食と農と健康の産業団地」アグリサイエンスバレー常総に、立ったままいちご狩りを楽しめる関東初のリフト式いちご園「グランベリー大地」(3.3 ha)をオープン。農業を活かしたまちづくりに積極的に参画されています。

目次

センサーと組み合わせたシステムで無駄のない施用が可能に

―なぜ、高圧ガス工業の「局所施用システム」を導入しようと思ったのですか?

以前は燃焼式施用を使っていましたが、暖かい空気がハウス内の上部に滞留してCO2濃度にムラが出てしまうこと、タイマー制御では雨天など光合成できない環境下でも時間通りにCO2を施用するために無駄の多いことが悩みでした。場合によっては早朝や休日にハウスまで出向いて現場で手動操作することも必要で、ハウス内の温度上昇や火災の心配など燃焼式に特有の心配もありました。

CO2の局所施用を試そうといくつかのメーカーさんについて調べましたが、高圧ガス工業さんを選んだ決め手は担当者の方の熱意です。
タイマー制御のように無駄に施用せず、CO2濃度を均一に保てますし、ハウスまで出向いて管理する手間も省けました。データに基づいた成長管理ができるため、結果として成長停滞が少なくなり、果実の照りも良くなり収入増につながっています。

温度とCO2濃度を管理しやすい

―導入前に想像していなかった効果はありましたか?

燃焼式の場合、熱が発生するため暖気を抜くための天窓の開閉が多くなり、CO2の濃度が薄まってしまうという問題がありました。仕方が無いと諦めていたのですが、高圧ガス工業さんの局所施用システムで高濃度のCO2を局所施用する方法に切り替えたことで、天窓の開閉を減らせました。CO2濃度の管理だけでなく、ハウスの温度管理も効率的にできるようになったのは想像外のメリットでした。

大型タンク設置でランニングコスト低減へ

―これからの局所施用システムに期待することはありますか?

局所施用の効果や高圧ガス工業さんのフォロー体制には大変満足しています。これからの課題はランニングコストだと思いますが、大型タンクの導入により輸送コストを低減することができるのではないかと期待しております。

農業の魅力をさまざまな形で伝えたい

―今後の抱負についてお聞かせください。

茨城県常総市では、官民連携でアグリサイエンスバレー事業が進められています。自分も生産者としてだけではなく、いちご狩り体験や産直カフェなどさまざまな形で農業の魅力を発信していきたいと考えています。

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