フルオロカーボン(フロン)は炭化水素の水素がフッ素や塩素で置換された化合物です。フロン-12、フロン-22などの略号で呼ばれておりますが、冷媒として使われる際には別にR-12、R-22等と呼ばれることもあります。
 
(R=Refrigeration=冷凍、冷蔵)

番号の1位の数字はF原子の数、10位の数字はH原子に1を加えた数、100位の数字はC原子から1を減じたものを表しています。

(100位の数5は混合冷媒)

 
フルオロカーボンは3種類に大別されます。
1. CFC(クロロフルオロカーボン)
2. HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)
3. HFC(ハイドロフルオロカーボン)
  【CFC】・・・・塩素を含みオゾン破壊の程度が高い。R-11、R-12等。
  【HCFC】・・・塩素を含んでいるが水素があるためオゾン破壊の程度が低い。R-22,R-141b等。
  【HFC】・・・・塩素を含まず、水素を含んだオゾン破壊が全くない。R-134a、R-407C,R-410A,R-404A等。
 
上記3種のフルオロカーボンは地球温暖化係数が高いため、地球温暖化係数がゼロの新代替物質が出来ています。・・・HFE(炭化水素)
 
 
1.性状
a. 無色、ほとんど無臭
b. 比重 ガスは空気より重い
c. 不燃性
d. 毒性なし
  ただし裸火に触れるとHF又はホスゲンなどの有毒ガスを発生します。有害のため直ぐ換気する必要があります。
   
2.製法
ほたる石(CaF2)と硫酸を原料にして無水フッ酸を作り、フルオロカーボンを合成します。
 
3.用途
a.冷媒用
家庭用及び業務用クーラー
 
b.洗浄用
半導体洗浄
 
c.発泡剤
ポリウレタン、エポキシ樹脂等の断熱材を製造する際の発砲剤。
 
d.エアゾール用噴射剤
殺虫剤、ヘアスプレー等の噴射剤。
 
e.消火剤
地下駐車場等消火設備(近年は窒素に変わりつつあります)
 

 

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